大会終了のご挨拶  大会スケジュール  研究発表 特別講演要旨  大会の模様
The International Plant Propagators’ Society
Japan Region
国際植物増殖者会議日本支部
INTERNATIONAL PLANT
PROPAGATORS' SOCIETY
18th IPPS Annual Conference
In Ehime
国際植物増殖者会議 日本支部
第18回 愛媛大会
2011年10月15日(土) 〜 17日(月)
会場:愛媛大学農学部:多目的ホール
第18回 愛媛大会終了のご挨拶

IPPS-J第18回愛媛大会終了のご報告と御礼

10月15・16日の2日間を中心に、17日のオプション産地見学を加えた3日間にわたり、第18回愛媛大会ならびに総会を開催し、無事終了いたしました。参加者数は研究発表46名(うち会員は20名)、懇親会36名、産地見学28名、オプション見学3名と少なめでした。IPPS-Jの「本拠地」から遠く離れた愛媛大会ということで参加者が少なめと思っておりましたが、予想以上に少なかった反面、学生や高校生にもご参加頂き、平均年齢の若い大会でもありました。
 15日は愛媛大学農学部キャンパスを会場に、午前には、「知的植物工場」の実証・研修を目的に農水省、経産省などの補助を受けて愛媛大学に設置された「農学部附属 知的植物工場基盤技術研究センター」の副センター長・有馬誠一准教授による背景や技術的な解説ののち、実際に「知的植物工場」を見学して頂きました。午後は一般講演10題に加え、昨年度から開始したニュージーランド支部との交流事業に参加された宮崎大学の石村修司氏による報告、NZ支部から参加されたRichard Beaumont氏による農園等の紹介などがありました。
 夕方からは道後温泉の「大和屋本店」に移動し、本格的な能舞台を間近にした会場で、能の鑑賞の後、懇親会を開催しました。学生スタッフを含めて40名程で、落ち着いた雰囲気のなか、親睦を深め、そして道後温泉を堪能して頂けたかと思います。
 16日の産地見学では、愛媛県の果樹研究センター、急遽予定が変更となった、こだわりの農産物や加工食品などを販売しているJaistaition Mercato、オセアニア産植物を中心とした鉢物生産を行っている重松農園、シクラメンを中心に鉢花生産を行っている竹中園芸を巡りました。17日のオプション見学は僅か3名の参加者でしたが、ランの世界では有名な村上園芸を訪問し、熱心に見学して頂きました。

 会員2名のみ実行委員会で準備が十分であったかわかりませんが、愛媛大学から「学会・シンポジウム等支援経費」の補助を受けることができ、ご参加頂いた皆様には参加費の割にはお楽しみ頂けたかと思います。
 最後に、見学や特別講演など、大会にご協力頂いた皆様、ご参加頂いた皆様に心より感謝申し上げるとともに、次回の浜松にはより多くの皆様にご参加頂きますようお願いいたします。
  
                                     2011年10月28日
                                         実行委員長 大橋 広明